お久しぶりです!!モトラッドヨコハマの二瓶です
今、調子の悪いハーレーのショベルヘッド 1979年式のエンジンを修理してます。
調子の悪いところを探していたら、社外部品のソリッドリフターが付いていました。
ソリッドリフターは『何?』って人へ
エンジンにはOHVとOHCがあります。
・OHV(オーバーヘッドバルブ) エンジンのヘッドとは別のところにカムが組み込まれていて
カム→プッシュロッドを介してバルブの開閉を行う。
・OHC(オーバーヘッドカム)エンジンのヘッドにカムが組み込まれていてカムが直接バルブの開閉を行う。
ハーレーのエンジンはOHVなのでプッシュロッドでバルブを開閉してます。
ソリッドリフターはカムからバルブ開閉させる部品です。
それがこちら↓
上の長い棒がプッシュロッド
下がソリッドリフターです。
これが連結してバルブの開閉を行っています。
そして純正が↓
ソリッドリフターと純正の違いは、まずプッシュロッドはソリッドリフター(右)はただの棒で、純正の方(左)は調整できるアジャスター付になります。
ソリッドリフター(右)がネジ調整するようになっています。
純正(左)の油圧タペットで中にオイルが入ることによって衝撃を吸収するようになっています。
社外のソリッドリフターが付くと純正とは違い、バルブを開閉させるときの衝撃が直接カムに伝わるので、カムへのダメージが大きくなります。
その結果が。。。
これがカム
よく見てみると
この様にカムの山が欠けてしまいます。。。。。
皆さん!!!エンジンのカスタムパーツはダメですねぇ
やっぱり純正が一番!!!!
でも古いハーレーは純正パーツが手に入らないから、修理するのが難しいです。
それでは!!!!