「Z900RS CAFEを・・・レンタルバイクに ! ?」
思わず耳を疑った。
それもそのはず、ただでさえメーカーからの出荷台数があまりに少なく、新車で販売することすらままならないZ900RS CAFEを、レンタルバイクに登録して貸し出すというのだ。
それも2台。ヴィンテージライムグリーンとパールストームグレーを1台ずつ、である。
発言の主はもちろん丸富オートの長田社長。
すぐさま社内のカワサキ担当者が反論した。
「バカな・・・!世の中にはまだまだZ900RS CAFEが手に入らず、探し回っているお客様だっているんですよ ! ? それをレンタルバイクに登録するなんて・・・」
だが長田社長は揺るがない。
「だからこそだ。お前の言う通り、世の中にはZ900RS CAFEに乗りたくても乗れないお客様が大勢いるはずだ。だったら今ここにあるZ900RS CAFEをレンタルバイクに登録して、一人でも多くのお客様に乗ってもらいたいじゃないか。」
カワサキ担当者はそれ以上反論する術を持たず、ただ立ち尽くすのみだった ━━━━━。 続く
※この物語はノンフィクションです。登場する人物、団体、名称などは、すべて実在のものです。
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