こんにちは。
ハーレーモール湘南 小林です。
本年も宜しくお願い致します。
今日はスターターいついて。
先日、
「エンジンを掛けようとスタータースイッチを押すと、
モーターが廻る様な音はするけどエンジンがかからない」
という修理依頼がありました。
お客様の所まで出向き状況を確認後、車両を引き上げて修理診断開始です。
スタータースイッチを押すとモーターが廻るという事は
スターターの回路自体に問題は無いと判断出来ます。
モーターの回転をエンジンに伝える部分に原因があると仮定し
スターターを取り外し、回転を伝達する部分を点検します。
原因はここに在りました。
スタータークラッチという部品が壊れています。
この部品がスターターモーターの回転をクラッチのリングギアに伝達する部品です。
この部品を交換し元通り各部を組み付けて、
スターターの作動点検をして修理完了です。
この部品が壊れてしまう原因として考えられることの1つに
バッテリーの性能低下があります。
特に気温の低いこの時期、バッテリーの性能が極端に落ちるので、
常日頃のバッテリーの管理が重要です。
乗らない時は充電器を繋ぐなどして、冬を乗り切りましょう。