エンジン不動


こんにちは。

ハーレーモール湘南 小林です。

 

今日はエンジン不動について。

 

先日、「スターターは廻るがエンジンがかからない」という修理依頼がありました。

お客様がご自分でフューエルタンクを脱着した後から発生した症状だそうです。

車両は2003年のソフテイルでインジェクションです。

 

まずは症状の確認から。

イグニッションスイッチをONにしてスタータースイッチを押すと

エンジンは勢い良くクランキングします。

バッテリーは問題無さそうです。

でも何か足りない・・・

 

イグニッションスイッチを切って、再度ONにしてみます。

・・・やっぱり何か足りない。

本来聞こえるはずの音が聞こえません。

 

フューエルポンプの作動音が聞こえないのです。

インジェクションの車両なので、ガソリンの供給は

フューエルポンプによって圧送されています。

ポンプが廻らなければガソリンはインジェクターまで行きません。

当然エンジンはかかりません。

 

メーター周りを取り外し、配線や各接続部を点検していきます。

原因は直ぐに見つかりました。

 

DSC_0180

フューエルポンプの電源の接続端子が曲がっています。

これではフューエルポンプに電源が流れられないのでポンプは廻りません。

 

曲がった端子を点検し、強度に問題が無いことを確認してから

曲がりを慎重に直し、コネクターがストレス無く入るように修正します。

その後イグニッションをONにすると、ポンプの作動音が確認出来るようになりました。

 

外した部品を元に戻し、エンジンがかかる事を確認します。

念の為、一回り試乗もさせていただき、問題が解消されている事を確認して

修理完了です。

 

インジェクション車に限らず、オートバイの配線の接続部は、

慎重に扱わないとすぐ不具合を起こします。

最近の車両は、コネクターや端子も小さくなってきているので尚更です。

ご自分で作業される際は十分ご注意ください。

それでもなにか気になる点が在りましたら、

いつでもご連絡をお待ちしております。

宜しくお願い致します。