2019.08.18 ABSの故障

こんにちは、BMW店の竹下です。

今回はABSの警告灯が点灯するとの事でご入庫頂きました。

車両は1993年式のR1100RSです。

ニュートラルランプの右隣にあるのがABS警告灯で、上下に2個付いており、ABS関係に異常があると上下に交互点灯します。(通常、走行中は消灯しているのが正常な状態です。)

原因調査を致しましたところ、ABSユニット本体が故障している様です。

さすがに26年も経つとABSが壊れることもありますね。

ガソリンタンクを外して上から撮影したものです。バイクに跨って下を見るとこんな感じに見えます。ちょうど真ん中あたりに4本のパイプが出ているアルミのブロック部分と、その手前のアルミ製の横に細長い四角く見える部分と、右側に黒いプラスティック製の丸と四角が組み合わさった様な形の部分の3つの部分が一つの部品となっていて、これがABSのユニット本体です。

ユニット本体が故障すると、ユニット自体は修理する方法がありませんので、丸ごと交換しかありません。この当時のABSユニットはかなり高額で、125ccのスクーターが買えるくらいです。

(因みに現在のABSは、かなり小型で軽量になり、構造がシンプルになった分、壊れることもかなり少なくなりました。)

と言う事で、今回はお客様とご相談してABSを取り外し、ABS無しの仕様に変更する事となりました。

この当時の車両はもともとABS無しの仕様が存在しており、ABS関係の電装とその他の電装の回路が分かれているので、比較的簡単にABSを取り外すことが出来てしまいます。

ですがこの方法、安全装置の取り外しになるので、まったくお勧めは致しません。いざと言う時ブレーキがロックしてしまい、転倒の危険性も増し、危険回避能力が大幅に低下してしまう事を十分にご理解の上おこなう必要があります。あくまで自己責任でということをご理解ください。

また、現代の車両はABS無しの仕様は無く、また、ABS関係の電装とその他の電装が密接に関係しているので取り外すことはできません。

何かBMWモーターサイクルでお困りの事がございましたらぜひ、丸富オート販売(株)BMW店(モトラッド ヨコハマ)までご相談ください。

定期点検などもお待ちしております。