2019.06.10 セルモーター

 

こんにちは、BMW店(モトラッド横浜)の竹下です。

 

今回は、R1100でセルモーターが回らないとの事で入庫された車両より。

セルモーターが回らない理由はいくつか考えられますが、例えばバッテリーの充電量が不足していたり、スターターリレーやスタータースイッチの故障などなどですが、スタータースイッチを操作すると、セルモーターから「カチッ」と言う音がするので、セルモーターまでは電気が行っている様子、リレーやスイッチが原因ではなさそうです。

また、イグニッションスイッチをONにした時、一瞬フューエルモーターが回るのですが、経験上そのまわり具合からバッテリーの問題でもなさそうな感じです。

と言う事で、セルモーター自体の問題では無いかと推察、外して分解してみます。

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こちらが外したセルモーター

でっかいです。車並み。

まあ、排気量も車並みですから。

 

 

 

 

 

 

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分解してみると、接着されているはずのマグネットが剥がれていました。

R1200になってからはマグネットが金属プレートで固定されていますのでこのようなことは無くなりましたが、R100の頃からR1150の時代まではマグネットが接着剤でちょこっと貼り付けられているだけなのでこのようなことがちょくちょくありました。

 

通常の場合、中でマグネットがバキバキに割れてしまっている場合が多いのですが、今回は幸いなことにきれいに剝れています。

ですので修理としましては、マグネットの再接着。

 

 

 

 

 

ちょっときれいではありませんが、再接着完了。

今度はマグネットとマグネットの間にもたっぷり接着剤を充填してありますので、二度と剝れることは無いかと思います。

今のところこの手の修理を何十台と行っておりますが、再度剝れたという話は一度もありません。

この筒の中をまわるアーマチュアコイル(左側にある筒状の物)もブラシとの接触面をきれいに磨いて再組立て。

組立後、単体での作動テストを行い、車両に組み付け始動テストをして終了です。

 

BMWの修理、点検の御相談はぜひ、

モトラッド横浜まで。

よろしくお願い致します。